「イスラムvs.西欧」の近代 (講談社現代新書)
イスラムはなぜ西欧近代に反発するのか。今日の対立的状況において、政治と宗教はもはや不可分だが、そこに至るまでのイスラムの近代ヨーロッパとの相克を、その原体験まで遡る。
イスラムはなぜ西欧近代に反発するのか。今日の対立的状況において、政治と宗教はもはや不可分だが、そこに至るまでのイスラムの近代ヨーロッパとの相克を、その原体験まで遡る。
人々は何をインセンティブにして日々の経済活動を送っているのか? 前近代におけるイスラム世界の経済生活を現代的な問題関心から見直すことで、現代の経済生活が直面する困難を逆照射する。
氾濫する言説の迷路を抜けだし女性の実像理解をめざす 男と女/労働・開発/教育/移民/メディアの5つの切り口からイスラーム世界の女性を文化・社会のなかに位置づける。
トリックスターとしてのアッラー、イスラム復興とオリエンタリズム、所有システムにみるイスラム世界の法と経済、「市場社会」としてのイスラム世界などをテーマに、イスラム世界観を展開する。
イスラムの政治は神政一致か? アラブ人にとっての名誉と恥は? イスラムに紛争が絶えないのはなぜか? 日本人にとってもっとも遠い世界の一つ、イスラム世界をわかりやすく解説する。